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2017年2月7日火曜日

節分に江戸ハロウィンする

この週末土曜は仕事、日曜は下町散策してまいりました。
直売会のお客さんでアーティストのA元さんが「江戸吉原 節分お化け祭り 仮装コンテスト」に出場するので応援?を兼ねまして。A元さんはキツネや猫のお面などを製作する方で、ご自身仮装されてはあちこちのイベントに参加されております。

下町情緒を味わうならばやはり行きの足からこだわりたいところ。大塚から都電に揺られて三ノ輪橋まで参りますと、乗客も段々に下町っぽくなってきまして。いや、ばあちゃんばっかなんて言ってないよ ( ;∀;)



生憎ちょいと雨模様の空の下を日本堤、土手の伊勢屋、吉原大門といつもながら無駄に広い道をたどって右に折れますと、そこは現代の遊郭が軒を並べる〇ープ街。いやあ生まれて初めて来ちゃったなあ ( *´艸`)

関東大震災の時池に飛び込んで亡くなった多くの遊女の霊を慰めるため建立された吉原神社に詣で、御朱印をいただきました。吉村昭の著作で読んだけど酸鼻をきわめたそうで、写真の光景が浮かんでは胸が痛みました。


そこまで聞こえるお囃子の音に足を急がせると会場の花園公園は指呼の間、露店で梅ジャムのせんべいなど買い食いするうちにステージにA元さんの姿が。金魚~?さ、さすがにお化けだけあってちょい不気味。


 
 


ところで何故節分にお化けなのか?江戸の昔、身を異形に化すことで鬼の目を逃れようと仮装する風俗が流行したんだそうで、あれですよ、今のハロウィン!なんだあ、日本の方が先だったんじゃん!
A元さんのパフォーマンスは大うけで見事優勝を勝ち取られました。


そこから裏へまわって鷲神社。酉の市発祥の社とあってコンクリ製ではありますがどこか厳かな。
こちらでも御朱印いただき浅草へと向かいました。
途中三島屋でたこ焼きと大判焼きを買い、歩き食い。今時300円なのも嬉しい下町風ですわ。

雷門で待ち合わせた大学時代のダチえいちゃんと松よしで、競馬のレース結果に一喜一憂するウィンズ界隈のお客と並び路傍飲み。これも浅草昔風だねえ。

夜風が立ちおけら街道を帰る客もまばらとなった頃合い、少し伸びた日没の宵闇の中をやや千束方面に戻り百年続くおでんの老舗大多福へ。構えからして江戸前、店内もまたいい雰囲気です。

 じっくり煮込んだおでんをいただきつつえいちゃんと刺しつ刺されつ。男同士もまた心地よし。ほんとか? (^-^)
 
 
本格派のおでんは高いものですが下地を入れておいたのでさほどのこともなく、冬の一日下町巡りはほろ酔いのうち静かに幕を下ろしたんであります。
いや~良かったなあ~。


それにしても御朱印を集めてるはずが御朱印帳を持っていないとはこれいかに?あははははは( *´艸`) う・・浮かれてる。






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