ニッコーニッキー
2024年4月19日金曜日
ひとり食物連鎖する
2024年4月18日木曜日
豪州側の陰謀を暴く
2024年4月17日水曜日
噂の金で適温を知る
昨夜は恒例高齢コウ様飲み会でございました。
手が足りなくて掃除終わるまで出られず都内での開催が難しいため、わざわざ遠路をあたくしの地本蕨まで来てくれるありがたい仲間コウ様ヘタちゃん太一君と共に。
会場は最近入れ込んでいるハートん中さん。度々SNSに上げてるので仲間の目に留まりまして。
名物カツオの藁焼きに始まり手の込んだ美味しいお料理で大いに飲み、薬燗酒に移ったところで一口飲んで我々思わず顔を見合わせたんであります。
美味い!!
あれなんですよ、お酒の温度!
料理の腕は織り込み済みですがお燗の温度にまで細心の注意を払う大将のこだわりは、ここに及んでなお我々を驚かせたんであります。
57℃っつってたかなあ、更にミニ七輪に立てたろうそくの火で過不足ない温度キープ。
参りました~ ( *´艸`) 四合入りの薬缶酒あっという間に三つ空けちまいました。
でまた器がね、箱に並べた中から好きなぐい飲み選べるんですが、どうも輝きが尋常でないと思ったらマジで金だそうで。
そういえばとここで話題になったのがこないだ三越の大黄金展から金のお茶碗盗んで売り飛ばした事件。
公示価格一千万だってんだけど買い取り業者では180万だったそうで、素人と見て買い叩かれたのか末端価格がそんなもんだったのか?なんてんで。
俺もこのぐい飲み持って帰っちゃおっかな~とかね。
いやいや料理おつまみお酒会話と全て結構な夜でございました。
いい大人になってこんなにいい友達出来るなんてなあ、ありがたいありがたい。
2024年4月16日火曜日
フィールド・オブ・ドリームスなハゲを見る
2024年4月15日月曜日
必死なキッシを見る
キッシーさんが帰朝されたそうで、お疲れさまでした。
米国議会での演説が立派だったと一般的にまさかの高評価てんですが、あたくしが外れ者なのかウソだろ~!と。
だいたい国賓待遇とかで喜んでお出かけの割には飛行機降りたら出迎えが幕末のハリス総領事になぞられるあのエマニエル大使おひとりで、どこが国賓やねん!と。
そもそも国賓待遇という表現が名誉白人っぽくて何ありがたがってんだよ?と。
そんでもって議会演説ね。
故・ナンシー関さんがその昔大流行した小説「失楽園」の映像化におけるキャストについて書かれてまして、映画の役所広司&黒木瞳とテレビドラマの古谷一行&川島なお美(敬称略)を比較した場合銀幕とブラウン管(当時)の差がよく表れており前者に比べ後者お二人の小物感が際立つことの面白さを語っておられました。
暗殺された安倍さんと今回のキッシーがまさにそれに当てはまるとあたしゃ思うんでありますよ。
何すかあの小物感。
キックバック騒ぎの最中から必死に練習したというカンペ無しの演説つったって、結局永遠にアメリカ様の下僕であり続けますの誓いでしょうに。
「外交の岸田」(誰が言ってんだ?)アピールで支持率浮揚を狙うとかどっかのアホが言ってましたけど、あたしに言わせりゃ何でも言うこと聞く「代行の岸田」だよ。
2024年4月12日金曜日
またひとつ消える昭和を想う
え?今どき?って話なんですが置き薬屋さんが来るんであります。
いつからか忘れましたけどずっと来てるんであります。
普通の一家構えてた時はかみさんが在宅だったので知らない間に来てたわけで、その後三人暮らし二人暮らしを経てチョンガーとなってからは夜電話があってから訪れてくるパターン。
あたくしはめったに薬飲んだりしないので主に坊主、特に上は腹が痛いの風邪ひいたの言っちゃあ使ってたので集計すると結構な額でありました。
ドラッグストア全盛の今とは言え急に具合悪くなると買いに出るより大分と重宝なのは確かで、特に出かけにお腹の不安がある場合などは。
とはいえ一包空けちゃうとひと箱分取られるし価格にしても集金の人件費乗っかってるだろうしで、コスパってやつで言うと良くはありませんわな。
しかし薬屋さんからすればあたくしのように年中遅かったりいなかったりする客を相手に何度も携帯でやり取りした末、ようやく都合ついて来てみれば総額二千円なんてんじゃそりゃあそろばんに合わないだろうと。
つい先日来た時そんなこんな話してたら先方も例の働き方改革でこれまでのように時間使えなくなったとかで長年のお付き合いに終止符ということになりました。
なんかちょっとね、寂しいような。
思えば子どもの頃は団地の各階に昔ながらの富山の薬売りのおじさんが来てお袋相手に世間話しながらお茶飲んで、帰りに決まって紙風船置いて行ってくれたもんであります。
白黒テレビではまだ情報番組なんぞ無く当然ネットなんざかけらもありゃあしない時代には、全国回って歩くおじさんの旅先での話は貴重な対外情報でもあったわけで。
情報といえばあれだってね。
それぞれの薬屋さんの持つ顧客情報は家族構成から購買履歴まで多岐に渡っており一子相伝の秘密で、自分が廃業する際には想像以上の高額でそれを書いたものが後を託す人間に受け継がれたという。
内田康夫の浅見光彦シリーズ「蜃気楼」ではこれで殺人まで起こりましたもんね。
今日のひとり万葉集です
薬売り 昭和と共に 遠ざかる 母と遊びし 紙の風船
2024年4月9日火曜日
神住む山のふもとで救いのかみとなる
この週末は久しぶりに完全オフとし、一年ぶりの夜行寝台特急サンライズエクスプレスに乗って奈良に行ってまいりました。
母方のいとこで実家の住職をしているピカリ君が将来を見越して閑静な地に買った別宅があり一度遊びに来てと誘われていたので、いえ、それが吉野だと聞いた時から桜の時期に泊めてくれと頼んでたもんすから。
早朝五時半着の姫路でお城の桜堪能して折り返し奈良へ。
待ち合わせの橿原神宮まで吉野行きの電車は満席で、迎えに来てくれた車での道中もところどころ渋滞しつつ吉野へ。
細々書くときりがないのであえて初日は思わせぶりにここで締めまして ( *´艸`)
二日目山里で鳥の声にせかされるように起きて早めに出かけドライブだけでも情緒満点な飛鳥を経て三輪山の大神神社へ。
山そのものがご神体というこの聖地は頂上の磐座に大物主大神を頂き、登拝のための入山申し込みの際には浄衣代わりの襷を受け自分で榊を振って身を清めてから初めて登れるという。
敬虔な気持ちを重んじるため観光目的の団体は受け付けておらず写真も動画も撮影禁止、下山して後は予め記入しておいた緊急連絡先も記入した届を返却しなければ捜索隊が出る騒ぎになるくらい、要するに遊びじゃねえんだよ!的な。
貸し出しの竹杖を付き付き急坂を上ること一時間少しで山頂直下の塚に出まして、ここからははだしになってみました。
途中会った参拝者同士の話でははだし歩きが本来だそうで。
なんとな~くね、冷たい土肌から清浄の気が頭まで抜けるような気になりまして、下山にかかったところで木々の間から眩しい太陽が射すとマジ清められた気がいたしました。
ありがたいありがたい。
無事お山を終えふもとの休憩所で御不浄の個室に入りいざ試合開始の前にふと気づくと紙が無い!
あぶねえあぶねえ、これも神のお導きかとお隣に入り直しますとさっきまでいたお部屋にあわただしく駆け込む音が聞こえ試合開始のサイレンまで。
男ってあんましティッシュとか持って歩かないし後で困るだろうな~、でもさあ声かけるのも何だかねえ~。
けど知らんぷりってのはどうにも気の毒なので黙ったまんまドア下の隙間から転がしてあげたんであります。
マンガとかで吹き出しに点々が書いてあるやつあるじゃないすか。無言の会話みたいの。
あんな感じでしたよ。
そう!神に詣でた後自分が救いの紙になる。
これでいいのだ!